AGE 内科クリニック
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2005年01月18日

1.糖尿病が心配な方々へ Q & A

Q1: 糖尿病って、遺伝するんですか?


A: 糖尿病(特に2型糖尿病では)が起きるのには遺伝が大きく関係しています。

例えば、両親とも糖尿病だと、子供さんが糖尿病になる確率は何と75%という高率です。さらに片親だけが糖尿病の場合でも、子供さんが糖尿病になる率は25〜30%もあります。したがって、親が糖尿病の方は、この病気になり易いことがお分かりになったと思います。


このように糖尿病の危険が高い人は、是非予防して欲しいものです。幸いなことに、すぐに糖尿病になることはなく、予備軍(検査では境界型)という状態が普通3〜4年はあります。この時期に予防できれば糖尿病に成らずにすみますよ。


でも、全く家系に糖尿病の方がいない方も沢山なってしまっています。遺伝的に大丈夫と決して安心は出来ませんよ! 年に1度は糖尿病の血液検査を忘れずに!

Q2: 糖尿病って、一度なったらもう治らないのですか?


A: 初期だと治る可能性があります。


糖尿病は、時間が経ってしまったらもう治りませんが、初期(普通糖尿病になって1年以内位)や予備軍の状態の時は治す事ができます。


一般的に糖尿病は何年もかかって少しずつ病気になってゆきます。したがって、最低年に1回検査をしていれば、一歩手前の予備軍の状態で発見することが十分可能で、糖尿病を予防できます。


糖尿病の人は700万人(40歳以上の1割です)もいるといわれていますが、予備軍の人もほぼ同数います。ひょっとしたら、あなたもすでに予備軍になっているかも知れませんよ! 


Q3: 自分が糖尿病の予備軍かはどうしたら分かりますか?


A: 糖負荷試験という検査を行えば分かります。


ブドウ糖水を飲んで2時間まで30分ごとに採血するだけの比較的簡単な検査です。尿糖が1度でも出た方、危ないといわれた方は必ずこの検査を受けてもらいたいものです。


その時血糖値だけでなく、インスリン値も必ず測ってもらいましょう。そうすれば、糖尿病になる危険度まで、かなり精確に判定することが出来ますよ。


Q4: 実は検査で糖尿病の烙印を押されるのがとても怖いのですが?


A: 検査の結果を恐れないで、自分の健康状態を見極めてください。


 テレビや新聞で毎日のように糖尿病が話題になっているので、自分も気にはなるが検査結果を聞くのがとても怖いというお気持ちはよく分かります。


 でも、ちょっと考えてみてください。早めに見つけることが出来れば、治すことだって出来るのですよ。逆にこじらせて余病が進んでからの治療は大変です。例えば、専門医とし、もう少し早く来てくれたらもっとよい治療が出来たのにと悔やまれることも多いものです。一番いいのは、予備軍の内に発見し、糖尿病にならないうちに予防することですよ。


Q5: 血糖値って何ですか?


A:  血液の中に含まれるブドウ糖の量です。これが高くなるとあなたも糖尿病の仲間入り?


健康診断などではよくグルコースと書かれています。意外と知られていませんが、これは血糖値のことです。200を超えたら、まぎれもなく糖尿病です。また朝食前の値だと126以上でもう糖尿病(正常値は110以下です)。110以上126以下でと予備軍と思われます。専門医に精密検査をしてもらってください。

投稿者 ageclinic : 2005年01月18日 16:38