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2005年03月31日
高脂血症の食事療法
高脂血症とは、血液中の脂質であるコレステロールや中性脂肪などが正常より多い状態のことです。動脈硬化の原因となるため食事療法が必要です。
1) 食べ過ぎには注意しましょう。
1日とる食事のカロリーは多すぎていませんか?
最近体重が増えてきたり、標準体重が多い方は減量をおすすめします。
標準体重の求め方 (身長)m × (身長)m × 22
主食+主菜+副菜の一汁二菜が食事の基本です。お腹一杯食べてしまうのもよくありません。腹八分を心がけて下さい。
2) コレステロールの多い食品に注意しましょう。
コレステロールの多い食品は以下のグラフのようになります。間食する人は、卵を使用した菓子類に気をつけましょう。(カステラ、クッキー、プリンなど)
油を使用した料理は1日2品までとし脂肪のとり過ぎを防ぎましょう。
3) コレステロールを減らす働きのある食品を積極的にとりましょう。
(なかでも食物繊維は、胆汁酸とくっついて排泄されるため、胆汁酸のもとになるコレステロールを減らしてくれます。)
・ 野菜、海藻類
・ 大豆、大豆製品(豆腐、納豆など)
・ 青身魚 など
4) 禁煙をしましょう。
喫煙はHDLコレステロール(善玉コレステロール)を減らしビタミンCを破壊して、動脈硬化を進めます。
5) 日常生活に運動をとり入れましょう。
最近、運動不足を感じていませんか?
運動は、HDLを増やす働きがあります。
医師と相談のうえ適度な運動をして下さい。
投稿者 ageclinic : 07:01
スローフードと糖尿病 早食いは血糖値を上げますよ!
巷ではスローフードという言葉が流行っています。ゆっくり時間をかけて食事を楽しみましょうという運動のようです。なるほど最近はすべてがせっかちになってしまい食事もゆっくり落ち着いて食べるなんてことなんて中々難しくなってきていますね。
しかし糖尿病の方(予備軍の方も)は是非、食事に時間をかけて欲しいと思います。実はこれが血糖値を下げる最も簡単な(?)方法だからです。まず早食いとゆっくり食いを比較した下のグラフを見てください。

これは50グラムのブドウ糖水を一気に飲んだとき(5分間)と、3時間かけてゆっくり摂った時の血糖値の変化を表したものです。一目瞭然で早食いだと30分後に血糖値は140位に上がっているのが、ゆっくり食べるとほとんど血糖値は上がりません。
もっと差が明らかなのは下のグラフのインスリンの分泌状態で、早食いだとビックリするほど大量のインスリンが出るのに比べゆっくり食べた場合はこれが出ていません。インスリンが出すぎると糖尿病予備軍になります。また糖尿病の方でインスリンが出過ぎると膵臓に無理がかかり、やがて薬が効かなくなります。早食いは糖尿病、予備軍両方の方にとって大敵ですね。さらにインスリンが出すぎると太ります。やせたい方には早食いは大敵です。

実は、これらは最新のアメリカの糖尿病の教科書の食餌療法の部分に書かれております。
この教科書には、日本のものとは異なりカロリー制限や食品交換表の話は一切書かれいません。
最新の研究重視と実行しやすい食餌療法がアメリカ式です。
ちなみに食事のポイントとしてこの教科書では、糖質(炭水化物)の腸からの吸収を遅らせることの重要性を最新のデータを示し強調しています。
その方法は
1. 食事の回数を増やす。
2. 食物繊維を摂る
3. GI値の低い食品を摂る(豆類、大麦、パスタなど)
4. 糖質の吸収を遅らせる薬剤などを使う
その効果は
1. 食後の血糖上昇をなだらかにする
2. 食後のインスリン値を低下させる
3. コレステロールが下がる
4. 尿酸がさがる
など10項目をあげています。
投稿者 ageclinic : 06:54
2005年03月30日
治療の基本 −血糖値じゃなくて合併症!−
糖尿病になると血糖値のことがどうしても気になってしまいます。ジェットコースターのように、上がったり下がったりする数値に振り回されていませんか?
でもあなたにとって本当に大切なのは、数値ではなく合併症だということをどうぞ忘れないで下さい。例えば、腎臓の合併症は大丈夫なのか? 5段階ある中の、いま何段階なのかをきっちり理解した上でその対策を考えましょう。なぜなら糖尿病の治療は合併症の状態で1人1人違うものなのですから。
投稿者 ageclinic : 02:46
2005年03月29日
働き盛りの方のためのメディカルダイエット
最近はダイエットを望まれている方が本当に多いですね。しかもその理由は、ただ単に美しくなりたいからというだけでなく、健康保持のためや生活習慣病の治療のためなどきっかけはさまざです。
医学の分野でもダイエットに関係する研究はどんどん進んで来ています。例えば肥満遺伝子の研究から、太りやすい体質は遺伝的に決定していることや、肥満しやすい体質をもった人間は、人類の歴史の中で優れた者として選ばれて来たことも判って来ております。太り易いひとは一歩進んだ人種なのですから胸を張ってもいい訳ですね。
しかし同時に、ある程度以上太ってしまった方は、いくら意志の力が強くても一般的なダイエット法では治らないことも事実なのです。
AGEクリニックでは最新の研究にもとづき、医学的に安全にかつ確実にやせる事を目指しています。
詳しく知りたい方は以下をそれぞれクリックしてみてください。
・体験談
投稿者 ageclinic : 23:10 | コメント (0)
よく聞かれる質問:Q & A よく聞かれる質問:Q & A
1. 糖尿病が心配な方々へ
<Q1>: 糖尿病って、遺伝するんですか?
<A1>: 糖尿病(特に2型糖尿病では)が起きるのには遺伝が大きく関係しています。
例えば、両親とも糖尿病だと、子供さんが糖尿病になる確率は何と75%という高率です。さらに片親だけが糖尿病の場合でも、子供さんが糖尿病になる率は25〜30%もあります。したがって、親が糖尿病の方は、この病気になり易いことがお分かりになったと思います。
このように糖尿病の危険が高い人は、是非予防して欲しいものです。幸いなことに、すぐに糖尿病になることはなく、予備軍(検査では境界型)という状態が普通3〜4年はあります。この時期に予防できれば糖尿病に成らずにすみますよ。
でも、全く家系に糖尿病の方がいない方も沢山なってしまっています。遺伝的に大丈夫と決して安心は出来ませんよ! 年に1度は糖尿病の血液検査を忘れずに!
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<Q2>: 糖尿病って、一度なったらもう治らないのですか?
<A2>: 初期だと治る可能性があります。
糖尿病は、時間が経ってしまったらもう治りませんが、初期(普通糖尿病になって1年以内位)や予備軍の状態の時は治す事ができます。
一般的に糖尿病は何年もかかって少しずつ病気になってゆきます。したがって、最低年に1回検査をしていれば、一歩手前の予備軍の状態で発見することが十分可能で、糖尿病を予防できます。
糖尿病の人は700万人(40歳以上の1割です)もいるといわれていますが、予備軍の人もほぼ同数います。ひょっとしたら、あなたもすでに予備軍になっているかも知れませんよ!
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<Q3>: 自分が糖尿病の予備軍かはどうしたら分かりますか?
<A3>:糖負荷試験という検査を行えば分かります。
ブドウ糖水を飲んで2時間まで30分ごとに採血するだけの比較的簡単な検査です。尿糖が1度でも出た方、危ないといわれた方は必ずこの検査を受けてもらいたいものです。
その時血糖値だけでなく、インスリン値も必ず測ってもらいましょう。そうすれば、糖尿病になる危険度まで、かなり精確に判定することが出来ますよ。
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<Q4>: 実は検査で糖尿病の烙印を押されるのがとても怖いのですが?
<A4>: 検査の結果を恐れないで、自分の健康状態を見極めてください。
テレビや新聞で毎日のように糖尿病が話題になっているので、自分も気にはなるが検査結果を聞くのがとても怖いというお気持ちはよく分かります。
でも、ちょっと考えてみてください。早めに見つけることが出来れば、治すことだって出来るのですよ。逆にこじらせて余病が進んでからの治療は大変です。例えば、専門医とし、もう少し早く来てくれたらもっとよい治療が出来たのにと悔やまれることも多いものです。一番いいのは、予備軍の内に発見し、糖尿病にならないうちに予防することですよ。
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<Q5>: 血糖値って何ですか?
<A5>: 血液の中に含まれるブドウ糖の量です。これが高くなるとあなたも糖尿病の仲間入り?
健康診断などではよくグルコースと書かれています。意外と知られていませんが、これは血糖値のことです。200を超えたら、まぎれもなく糖尿病です。また朝食前の値だと126以上でもう糖尿病(正常値は110以下です)。110以上126以下でと予備軍と思われます。専門医に精密検査をしてもらってください。