AGEとは?

AGE(エー・ジー・イーと読みます)とはブドウ糖から体内に発生する、さまざまな悪影響を及ぼすやっかいな物質なのです。特に糖尿病、アルツハイマー(ボケを起こすもっとも重要な病気)、老化などはこの AGEが直接起因しています。
AGEを少しでも体の中に発生しないよう努めることこそが糖尿病、生活習慣病を食い止める大きな一つの近道といえます。血糖はコラーゲンやヘモグロビンなどのタンパク質に付着します(糖化反応と言います)。例えば糖尿病の検査に使われているHbA1cはヘモグロビンに血糖が付いたものを表しています。この付着した血糖は少しづつ化学変化を起こし最終的にAGE(終末糖化産物)という化合物が出来てしまうのです。
最近は、コーラや味噌などの食品にもAGEが沢山含まれていることが判ってきており、いつの間にか増殖するこの病気の原因物質をどうしたら溜めないように出来るかはなかなか難しいことです。例えば糖尿病の方の目や腎臓には、合併症の進行に比例して次第にAGEが溜まってしまいます。
また糖尿病の方は10年老化が進むことが知られていますが、この原因の1つもAGEであると考えられています。同じくアルツハイマー病(老人斑という塊が出来ます)の方の脳にもAGEが見つかっています。
治療に使えますか?
当クリニックでは、あなたの体にどのくらいAGEが溜まっているかを血液と尿の検査で簡単に調べることが出来ます。
すなわち、この検査によってあなたの糖尿病合併症の危険度、老化の進行度が判、その結果を用いてベストの治療を決めることが出来ます。どのような治療が今のあなたに必要かは「血糖値」からではなく「合併症の危険度」によって決定されるべきですから、その原因物質を調べることはとても大切ですね。幸いなことに合併症を抑える道は、血糖値を下げる以外にもいくつかあります。例えばビタミンB6は腎臓に、ビタミンB1は目に有効なことがわかっています。治療に応用しない手はありませんね。しかし、その種類や使用量には注意が必要ですから必ず担当医にお尋ね下さい。体にAGEを出来なくすることで合併症を抑え、若さを保ちましょう(=アンチエージング)!
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